漫画家、エッセイスト、作詞家、脚本家として活動していたさくらももこさん。
ご自身の少女時代をモデルとしたコミック『ちびまる子ちゃん』はあまりにも有名ですよね!
2018年8月15日、53歳という若さでお亡くなりになってしまったことも、大きなニュースになりました。
今回はさくらももこと元夫の離婚理由は?再婚旦那はうんのさしみで息子も調査!
という事で、さくらももこさんの結婚や相手の旦那さん、子供について情報をまとめました。
さくらももこと元夫はどんな人で離婚理由は?
さくらももこさんは二度、結婚をしています!
一度目の結婚は1989年、お相手は当時の『りぼん』担当編集者、宮永正隆さんという方でした。
宮永正隆さんは1960年4月23日石川県金沢市生まれで、早稲田大学法学部を卒業しています。
1983年4月に集英社に入社し、『りぼん』編集部に配属されていました。
宮永正隆さん、当時『りぼん』の読者投稿コーナーである『みーやんのとんでもケチャップ』を担当しており、そのページの挿絵をさくらももこさんが描いていました。
結婚したのは、宮永正隆さんが29歳、さくらももこさんが24歳のときでした。
一部でさくらももこさんが漫画家の岡田あーみんさんと付き合っていた宮永正隆さんを奪ったと噂されていました。
その噂のきっかけとなったのが『ちびまる子ちゃん』コミックス2巻にあったこちらの画像です。
実際は「さくらももこさんが当時非公表だった岡田あーみんさんの性別をばらした」ことへの謝罪だったとか。
そして結婚の翌年、1990年に集英社を退社した宮永正隆さん。
さくらももこさんの創作活動のため『株式会社さくらプロダクション』を設立し、初代社長となりました。
さくらももこさん、当時すでに売れっ子漫画家でしたが、大手出版社を退社するなんて相当な覚悟が必要ですよね!
それだけさくらももこさんの才能に惚れ込んでいたということなのでしょうね。
そして、さくらももこトータルプロデューサーとしての活動を始めます。
特に、1990年から放送が始まったテレビアニメ『ちびまる子ちゃん』では、
- 声優キャスティング
- 主題歌選定
- 脚本・アフレコ監修
- 初代オープニング主題歌「ゆめいっぱい」歌詞の一部補作
- 初代エンディング主題歌「おどるポンポコリン」、2代目エンディング主題歌「走れ正直者」プロデュース
- 劇場用映画第1作『ちびまる子ちゃん』(1990年)企画
- 劇場用映画第1作『ちびまる子ちゃん』(1990年)サウンドトラックプロデュースと解説執筆
と、たくさんの役割を担い、大活躍を見せました。とても仕事のできるやり手の方といった感じですね!
1991年10月からは『さくらももこのオールナイトニッポン』に選曲担当・相方として出演し、番組内で「みーやんのお耳拝借」というコーナーを受け持つまでに!
ビジネスパートナーとして順調に見えていたお二人でしたが、1997年にさくらももこさんが別居に踏み切ったと思われる発言があり、1998年には宮永正隆さんと離婚しました。
離婚理由は、女性問題とも、ダメ出しが厳しすぎたとも、作品に細かく口を出すようになったからとも言われていますが、全てさくらももこさんご本人から発信されたものではなく、憶測の域を出ません。
宮永正隆さんは『株式会社さくらプロダクション』から去り、その後はさくらももこさんが代表となりました。
その後の宮永正隆さんは拠点をオランダに移したりしながら音楽評論家として活動を続けています。
2019年には出身地の石川県金沢市で『国立金沢大学オープンアカデミー ビートルズ大学』学長に就任しました。
現在もラジオのパーソナリティを務めたりと、幅広く活躍されています。
さくらももこの再婚旦那・うんのさしみはイラストレーター!
さくらももこさん、2003年10月にはイラストレーターのうんのさしみさんと再婚します。
「きっかけは、当時9歳だった息子さん。以前から『お父さんになって』と、息子さんがお願いしていて、交際中から“家族”のような間柄だった」(さくらさんの知人)
引用;https://smart-flash.jp/showbiz/48886/1/1/
うんのさしみさんは1969年1月17日生まれで2024年6月現在55歳です。
結婚したのはうんのさしみさんが34歳、さくらももこさんが38歳のときでした。
さくらももこさんがパートナーのうんのさしみさんの事を
— Ohoka Nadeshiko 大岡なでし子 (@nadeshiko_dress) August 27, 2018
「友蔵さんみたいな人なんです。」
と嬉しそうに微笑んで言われていた瞬間が昨日の事の様に思い出されます。
お二人とも欲がなく、ただただ絵が好きで描いてきた素敵な方達なんです。
大好きです。
素敵な想い出をありがとうございます。 pic.twitter.com/xFsa0q92TK
友蔵さんとは『ちびまる子ちゃん』に登場する、まる子のおじいちゃんのことですよね!
友蔵さん、実在したさくらももこさんの祖父がモデルになっているわけではなく、むしろ真逆でさくらももこさんの理想のおじいちゃん像なんだとか。
まる子の大好きな友蔵さんみたいということはさくらももこさんが理想とする優しく愛情深い男性なのでしょう!
また、ネット上ではうんのさしみさんと言われている写真とともにイケメンとされていますが、こちらも公式なものではなく、うんのさしみさんの実際の容姿は不明です。
さくらももこさんとうんのさしみさん、ともに絵本の挿絵を描いたことが出会いのきっかけのようです。
2002年『アミが来た』
2003年『グランドファーザーとつり人』
と、立て続けに出版され、どちらも絵が可愛いと好評だったようです。
自分だけで描いたわけではなくさくらももこさんのリクエストで手を加えているために、うんのさしみさんというお名前は、さくらももこさんと仕事をする時だけ使われていたペンネームだと言われています。
そして、さくらももこさんは哲学者の土屋賢二さんとの本『ツチケンモモコラーゲン』の表紙も、うんのさしみさんに依頼しています。
優しくてとてもかわいい絵ですよね!さくらももこさんと絵の雰囲気が似ていますよね!
現在はうんのさしみさん名義での活動はありませんが、もしかしたら別のお名前で活動しているかもしれませんね!
さくらももこの息子や子供も調査!
さくらももこさんには息子さんが二人います!
宮永正隆さんとの間に1994年4月、長男の三浦陽一郎さんが誕生しています。2024年6月現在30歳ですね!
三浦陽一郎さんは『さくらめろん』のペンネームで親子共作の絵本『おばけの手』を出版しています。
出版されたのは2002年の10月で、当時三浦陽一郎さんは小学校1年生でした。
ちなみに名前の『めろん』は、三浦陽一郎さんがメロンが好きだったのが理由なんだとか!
また、三浦陽一郎さんとのエピソードはさくらももこさんとのエッセイの中にたびたび書かれています。
シングルマザーとなったさくらももこさんでしたが、親子の関係性は良好だったそうです。
絵のほのぼのした感じも含めて、とても可愛らしい日常ですよね!
また、さくらももこさんは悩みにも寄り添ってくれるお母さんだったようです。
仕事中でも、手を止めてしっかり聞いてくれました。後回しにしたりとか、ごまかしたりは一切しなくて、自分が相談した、「その時」にちゃんと聞いてくれたことを今でも覚えています。
引用;https://web.archive.org/web/20230308034026/https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/article/shinyabin/bzA-XxrdZl.html
で、一度、高校時代に、恋愛相談の話もしたことがあるんですね。
そしたら、自分のことのように喜んでくれて、いろいろアドバイスをしてくれました。(笑)!
ばかにしたり、笑いとばしたりしない親なので、こういう相談もできたんだと思います。
さくらももこさん、仕事もかなり忙しかったはずですが、手を止めてしっかりと向き合うなんて素敵ですよね!
さらに、高校進学時には『お母さんハイスクール』、大学進学時には『お母さん大学』を進められたんだとか(笑)
どこか二人で旅行に行ったりとか、母の友人とお話したりとか、日常生活の延長線上で、いろんなことを教えてもらうことになっていたのかな?
今もし進学できるんだったら、入りたいなと思います。
楽しそうな学校ですよね!とにかくバックアップしたいという、さくらももこさんの愛情を感じますよね!
強い絆で結ばれた素敵な親子だったのですね!感謝の心を持つ素敵な息子さんに育ったのも納得です。
ずっと母と子の二人で過ごしていましたので、常に絆は強かったと思います。その絆というものも、特別なことではなくて、一緒にいるだけで、それはお互い寄り添えているのかなぁ?といったような認識でした。
引用;https://web.archive.org/web/20230308034026/https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/article/shinyabin/bzA-XxrdZl.html
本当に愛情をもって育ててくれたので、どんなときにも母には感謝をしていましたし、大切に思っていました。
三浦陽一郎さんはさくらももこさんの逝去後、『株式会社さくらプロダクション』代表取締役となりました。
もともと『さくらももこさんの世界観』に興味を持ち、どういうつもりで描いているのか、などというところを自分なりに分析をしていたという三浦陽一郎さん。
さくらももこさんの作品管理を行っていくという志を持って業務に取り組んでいるようです。
母から、作品を通して、いろいろ受け取ったものがあるんですけれども、それを大事にして、これからも母と一緒に進んでいけたらと、思っています。そして、母の作品を好きでいてくださっている方、自分を今支えてくださっている人たちへの感謝を忘れずに、頑張っていきたいと思っております。
引用;https://web.archive.org/web/20230308034026/https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/article/shinyabin/bzA-XxrdZl.html
三浦陽一郎さん、しっかりとした素敵な息子さんですね!さくらももこさんも安心して見守っているでしょう。
2023年1月1日付で名畑博夫氏が代表取締役に新たに就任し、二人社長体制となりました。
これからもさくらももこさんの世界観をしっかりと守っていってほしいですね!
また、うんのさしみさんとの間にも息子さんがいます。
2004年生まれで、お名前は雄飛(ゆうひ)さんと言われています。
子供が生まれたことは公表も報道もされておらず、生まれた時期や名前に関しては噂のようです。
さくらももこさんは生前、うんのさしみさんや雄飛さんのことについて、ほとんど語っていません。
その理由は、家族の平和な日常を描いた『ちびまる子ちゃん』の世界観を守るためと言われています。
また、うんのさしみさんや雄飛さんの生活を守りたかったのかもしれませんね!
うんのさしみさんも雄飛さんも穏やかな日常を送っていることでしょう。
まとめ
今回はさくらももこと元夫の離婚理由は?再婚旦那はうんのさしみで息子も調査!
という事で、さくらももこさんの結婚や相手の旦那さん、子供ついての記事をお届けしました。
- さくらももこさんの元夫は当時の『りぼん』担当編集者、宮永正隆さん!
- さくらももこさんの再婚相手はイラストレーターのうんのさしみさん!
- さくらももこさんには二人の息子がいて長男の三浦陽一郎さんはさくらプロダクションの代表取締役!
以上の内容がわかりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。