競泳選手としてオリンピックや世界水泳でメダルを獲得している瀬戸大也(せとだいや)さん。
東京オリンピックにも出場した、日本を代表する競泳選手です。
そんな瀬戸大也さんですが、2017年に飛び込み競技の馬淵優佳さんとの結婚を発表しました。
アスリート同士の結婚に、当時大きな話題になりましたよね。
そこで瀬戸大也さんと馬淵優佳さんの出会いや馴れ初め、さらにはお子様についても調査してみました。
ぜひ一緒にみていきましょう。
瀬戸大也の嫁・馬渕優佳は飛び込みの選手
まず初めに、瀬戸大也さんの奥様である馬淵優佳さんについて、どんな人なのか調べてみました。
①生い立ち
馬淵優佳さんは1995年2月生まれの27歳で、学年は瀬戸大也さんと同い年にあたります。
中国人のご両親の元に生まれ、そのお父様は飛び込み全日本のナショナルヘッドコーチも務めた馬淵崇英(まぶち すうえい)さんです。
馬淵崇英さんは数々の有名選手を育てた敏腕指導者で、その影響で馬淵優佳さんも3歳から水泳を始めました。
生まれた時からプールが身近にあったと思いますし、お父様からしたら自分の子供にもぜひ競技をやって欲しいと思いますよね。
そのお父様の願いが通じたのか、馬淵優佳さんは6歳から飛び込み競技を始めています。
そんな馬淵優佳さんは幼い頃からとても美人なお子様で、大人になってからは『飛び込み競技界の長澤まさみ』とも言われていたとか。
特に笑顔が可愛いと有名だったそうで、きっと人気者だったのだと思います。
②成績
幼少期から飛び込みの実力はかなりのもので、2008年の全日本選手権では『高飛び込み』と『3メートル板飛び込み』で2冠を達成しています。
翌年の日本選手権でも銀メダル、さらに東アジア大会でも銅メダルを獲得するなど輝かしい成績をおさめていました。
お父様の指導の元で、きっと厳しい練習を積み重ねてきたのでしょう。
これだけの成績をおさめることができて、お父様からしても自慢の娘さんだったのではないでしょうか。
③引退
このように6歳からずっと飛び込み競技を続けてきた馬淵優佳さん。
しかし結婚後、これからは瀬戸大也さんのサポートに徹するとして2017年11月28日に現役引退を発表しました。
トップアスリートの旦那様を、傍で支えたいと思ったのですね。
たしかに競技を続けていると練習やトレーニングが必要になり、瀬戸大也さんの全てのサポートをするのは難しいですよね。
そのために、自身のキャリアは諦めて妻として支える覚悟を決めたようです。
実際に引退後は『アスリートフードマイスター』の資格も取得し、食事面でもしっかりと瀬戸大也さんを支えているようです。
馬淵優佳さんは当時の覚悟について後に語っているのですが、実は飛び込み競技が好きではなかったことも明かしています。
元々早く辞めたいと思っていたらしく、瀬戸大也さんのためというのが全ての理由ではなかったそうです。
「競技、嫌いだったんですよ。早く辞めたくて仕方なくて。ちっちゃい頃そうやって『嫌やなぁ』って思いながらやってたんです」と振り返った。(中略)「違うことも見てみたいなって思って、引退したんですよね」と結婚が理由で引退をしたわけではないと説明した。
引用: 馬淵優佳さん、飛び込みは「嫌いだった」 引退の理由を明かす
(https://www.sanspo.com/article/20210505-OY374NMV3RLRPOOSBKFX6TQW3M/)
辞めたいと思っていた時に結婚し、逆に良い理由になると思ったのかもしれません。
お父様は辞めると聞いた時ショックだったかもしれませんが、最後は娘の思いを尊重してくれたのですね。
④復帰
結婚を機に現役引退を発表した馬淵優佳さんですが、なんと2021年12月に電撃復帰を果たしています。
復帰について事前の公表はなく、大会当日のエントリーで明らかになったため大きな話題になりました。
復帰を考えるきっかけになったのは、トップアスリートに取材を行った時だとか。
目標に向かってまい進する姿に心を打たれ、自分の意思でもう一度飛び込みに挑戦したいと考えたそうです。
そして復帰から9ヶ月後の2022年8月には、1メートル板飛び込みで日本選手権で優勝を飾りました。
パリオリンピックへの出場も視野に入れていると明かしており、瀬戸大也さんと一緒に出られたらという思いでいるそうです。
夫婦そろってオリンピックに出場したら、きっとお子様も喜ぶのではないでしょうか。
現在はお子様の育児はそれぞれの両親にも協力してもらっているとのことで、馬淵優佳さんのこれからの活躍が楽しみですね。
瀬戸大也と嫁・馬渕優佳の出会い、馴れ初めは小学生時代
続いて、瀬戸大也さんと馬淵優佳さんの出会いや馴れ初めについて調べてみました。
①出会い
お2人が初めて出会ったのは、10年以上前のなんとお互いに小学生の頃でした。
瀬戸大也さんは『JSS毛呂山』、馬淵優佳さんも『JSS宝塚』というスイミングスクールに通っており、同じ『JSS』というスクールの所属だったそうです。
埼玉県と兵庫県で住んでいた地域や通っていたスクールは遠かったものの、同じスクールに所属していたのですね。
そして瀬戸大也さんが小学校6年生の時、スクールのパンフレットに掲載された馬淵優佳さんを見つけました。
その写真を見て瀬戸大也さんは一目惚れし、周りの友達にも「可愛い」と明かしていたとか。
その後『JSS』主催の大会で同時に出場する機会はあったそうですが、当時は会話を交わすことも無く接点はなかったそうです。
しかしそこから約8年後、「飛び込み競技の人と知り合えば馬淵優佳さんに繋がれるかもしれない」と考えた瀬戸大也さん。
その行動力は素晴らしく、2013年の世界水泳での祝勝会で飛び込み競技の方と連絡先を交換しました。
そこから2014年に、馬淵優佳さんを紹介してもらい食事をされたそうです。
驚くことに、瀬戸大也さんは約8年間も片思いをしていたようですね。
それまで馬淵優佳さんの事を忘れず、思い続けていたことにきっと馬淵優佳さんも驚かれたのではないでしょうか。
②馴れ初め
2014年の食事の時から瀬戸大也さんの猛アタックが始まったそうですが、馬淵優佳さんからの印象は「チャラい人」だったとか。
紹介で知り合ったこともあり、色んな人にこうやって声をかけているのではないかと思ったのかもしれません。
ですがその「チャラい人」という印象は最初だけで、どんどん馬淵優佳さんも瀬戸大也さんに惹かれていったそうです。
瀬戸大也さんの約8年間の片思いということは憧れに近い存在だったと思います。
しかし、実際に出会ってからも馬淵優佳さんへの想いは変わらなかったのですね。
それだけ馬淵優佳さんも魅力的な女性だったのでしょう。
そしてついに2014年11月22日に瀬戸大也さんから告白をし、2人は交際を開始しました。
ただ交際開始時、瀬戸大也さんは埼玉県で馬淵優佳さんは兵庫県にいたため遠距離恋愛だったそうです。
お互いに競技での活動もあったため、頻繁に会うことはなかなか出来なかったとか。
しかも会いに行くとなると、交通費のお金や時間もかかってきますよね。
そのため家族の協力も必要だと思ったお2人は、早い段階でお互いの家族に交際を明かしたそうです。
まだお2人とも大学生同士だったので、家族に話す気恥ずかしさはあったと思います。
それでも勇気をだして家族に協力してもらうことで、遠距離恋愛を乗り越えたいと思ったのでしょう。
それだけお2人の恋愛が本気であり、愛情が強かったということですよね。
③プロポーズ
このように両家公認でお付き合いをしていたお2人は、大学卒業のタイミングで本格的に結婚を視野に入れるようになります。
そして交際開始からちょうど2年後の2016年11月22日に、瀬戸大也さんから馬淵優佳さんにプロポーズをしたそうです。
プロポーズの場所は、馬淵優佳さんのご実家の部屋だったとか。
プロポーズのシチュエーションは、大也(だいや)という名前にかけてダイヤの指輪に自身の顔写真を貼って渡したそうです。
実はこのアイデアは大谷翔平さんの提案だそうで、プロポーズ前にシチュエーションについて相談した時に提案されたと明かしています。
馬淵優佳さんは「ふざけんといて」と最初はイラッとしたそうですが、大谷翔平さんのアイデアと聞いて感謝したそうです。
あの大谷翔平さんの提案だと聞くと、どんな内容でもありがたく思いますよね。
そして当時まだ遠距離恋愛だったため日を改めてご両親に挨拶にしに来るのが大変と思い、そのまま翌日にご両親への報告も済ませたそうです。
「2年記念日の時に、私の実家の自分の部屋でプロポーズをされまして、次の日に両親に報告しました、そのまま」と明かした。さらに、「遠距離だったので、やっぱり家族に会う機会があんまりなかったので、続けてというか一緒に報告しましたね」と説明した。
引用: 馬淵優佳さん 瀬戸大也からのプロポーズは「私の実家の自分の部屋で…」
(https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/09/05/kiji/20210905s00041000422000c.html)
きっといきなりの報告に馬淵優佳さんのご両親も驚いたとは思いますが、娘の結婚はとても嬉しかったと思います。
④入籍
そして、お2人は2017年5月24日に晴れて入籍されました。
結婚の決め手について馬淵優佳さんは、瀬戸大也さんの持つ超ポジティブな性格だったと明かしています。
幼い頃から褒められて育ってきた瀬戸大也さんは、とてもポジティブで前向きな性格なのだそう。
反対に馬淵優佳さんはかなり厳しく育てられてきたため、超ポジティブな瀬戸大也さんと一緒にいれば幸せになれると思ったとか。
馬淵優佳さんにとって、瀬戸大也さんは何でも前向きに引っ張っていってくれる存在なのかもしれませんね。
お2人のその性格のバランスが、とても素敵な関係性だと感じます。
そして瀬戸大也さんは結婚報告後のインタビューで、「練習でも試合でも結婚指輪は外さない」と宣言しました。
理由としては、レースのスタートで構えた時に結婚指輪が見えることで、自分のパワーになると語っています。
今後、瀬戸は試合、練習中も結婚指輪を外さないことを明言した。(中略)「スタート時に構えたときに(指輪が)見える。最後のパワーになる」と、指輪をつけ続ける理由を明かした。
引用:瀬戸大也「水泳選手なので」馬淵優佳と長いキス挙式
(https://www.nikkansports.com/m/sports/news/201710010000455_m.html?mode=all)
たしかに競泳のスタートの体制だと、手元が前に来るため結婚指輪が目に入りますよね。
家族の大黒柱となる自分を鼓舞するためにも、あえて結婚指輪を意識したいと思ったのかもしれません。
とても素敵な理由ですし、馬淵優佳さんもこれを聞いて嬉しかったのではないでしょうか。
⑤挙式
気になる挙式ですが、表参道にある『セントグレース大聖堂』にて執り行われました。
ドラマの撮影でも何度も使用されるほど素敵なチャペルで、費用的にもかなりランクの高い式場です。
芸能人では中山エミリさんも『セントグレース大聖堂』で挙式を行っており、駅からの立地も良く人気を集めているそうです。
挙式での誓いのキスは参列者から笑いが起こるほどとても長かったそうで、瀬戸大也さんは「水泳選手らしく息を止めた」と明かしています。
馬淵優佳さんも思わずのけぞってしまったと明かしているため、瀬戸大也さんから提案の演出だったようですね。
そして挙式後の披露宴は『ザ ストリングス表参道』にて執り行われ、こちらもランクの高い素敵な会場です。
しかも、瀬戸大也さんと馬淵優佳さんが披露宴を行った2017年10月1日は『ザ ストリングス表参道』のオープン日だったとか。
そのためこの会場の記念すべき1組目の披露宴が、瀬戸大也さんと馬淵優佳さんの披露宴だったそうです。
会場のオープン日に披露宴を執り行うなんて、ものすごい確率ですよね。
お2人ともアスリートのため”1番”にはかなり敏感で、1組目の披露宴ということはとても嬉しかったそうです。
そして当日お互いのタキシード、ドレス姿を見たお2人は「一段とキレイ」「倍以上かっこいい」と褒めあっていました。
純白のウエディングドレス姿の新婦を見た瀬戸は「今日は一段ときれいで、ほれ直しました」とはにかみながら言った。黒のタキシードに身を固めた新郎を見た馬淵は「いつもより倍以上格好いい」と、幸せそうな笑みを浮かべていた。
引用: 瀬戸大也「水泳選手なので」馬淵優佳と長いキス挙式
(https://www.nikkansports.com/m/sports/news/201710010000455_m.html?mode=all)
素敵な笑顔から、お2人の幸せそうな雰囲気が伝わってきますよね。
小学校6年生の時に一目惚れした相手が、自分の奥様としてウェディングドレスを着ているなんて感慨深いのではないでしょうか。
瀬戸大也の不倫で嫁・馬渕優佳が離婚しない理由は?
円満な家庭を築いていると思っていたお2人ですが、2020年9月24日に瀬戸大也さんの不倫が報じられています。
元CAの女性とラブホテルに入るところを撮られてしまい、日本水泳連盟からも処分を受けました。
決定的な証拠写真も出ていたため離婚疑惑も報じられましたが、馬淵優佳さんが目をつむる形で離婚は回避されたようです。
不倫報道後は馬淵優佳さんが積極的にメディアに出演し、不倫を自虐ネタとして話す場面もありました。
もちろんとてもショックで怒りも沸いたとは思いますが、お子様のことも考えて一旦落ち着いたようです。
瀬戸大也さんからすると、自身の軽い行動で家族も水泳も失うところでしたよね。
きっとしっかりと反省し、家族に今後の誠意をあらわしたのではないでしょうか。
離婚危機もありましたが、馬淵優佳さんの広い心もあり無事に乗り越えたようですね。
瀬戸大也と嫁・馬渕優佳の子供は2人
最後に、瀬戸大也さんと馬淵優佳さんのお子様について調べてみました。
①第一子
瀬戸大也さんと馬淵優佳さんの間には、2018年6月26日に第一子が誕生しています。
性別は女の子で、『優羽(ゆわ)』ちゃんと名付けられました。
出生体重は3,968gだったそうで、平均よりもかなり大きいお子様だったようです。
アスリート同士の子供ということもあり、骨格から丈夫でたくましいお子様なのかもしれませんね。
いくら一般人よりも体力のある馬淵優佳さんでも、4kg近いお子様の出産はとても大変だったと思います。
しかし分娩時間は7時間ほどの安産だったとのことで、さすがアスリートだと感じますね。
2023年3月時点で4歳の優羽ちゃんの性格は、馬淵優佳さんに似ていると明かしています。
負けず嫌いであったり、しっかり者なのかもしれませんね。
女の子ということで、瀬戸大也さんもメロメロなのではないでしょうか。
②第二子
そして、優羽ちゃんの誕生から約2年後の2020年3月には第二子も誕生しています。
お名前は『望羽(のわ)』ちゃんだそうですが、出産日は公表されていません。
2020年3月ということは、ちょうどコロナウイルスが流行しだした頃ですよね。
きっと不安でいっぱいの中の出産となったのではないでしょうか。
もしかしたら感染防止のため、瀬戸大也さんは病院に入ることができなかったかもしれませんね。
出生体重も明かされていませんが、優羽ちゃんが平均よりもかなり大きめのお子様だったので望羽ちゃんも大きめだった可能性が高いですよね。
今後バラエティ番組などに出演された際に、出産時の様子についても明かされるかもしれません。
③子育て
このように瀬戸大也さんが24歳、25歳の時にお子様が誕生しています。
出産後は、基本的に馬淵優佳さんがお子様のサポートに徹しているそうです。
しかし瀬戸大也さんも育児に積極的に協力しており、保育園のお迎えなども担当することもあったそうです。
お子様同士の年齢が1歳9ヶ月差なので、幼い時はとても大変だと思います。
それでも夫婦で分担し、協力しあって子育てに取り組んでいるようですね。
まとめ
ここまで瀬戸大也さんと馬淵優佳さんについてみていきましたが、いかがでしたか?
- 出会いは小学生のスイミングスクール
- 2014年に瀬戸大也さんから猛アタック
- 交際期間は約2年半
- 2017年5月24日に入籍
- お子様は女の子が2人誕生している
このようなことがわかりました。
瀬戸大也さんの不倫騒動もありましたが、危機を乗り越えてお子様と共に仲良く過ごしているようですね。
これからの瀬戸大也さんと馬淵優佳さんの活躍に、注目していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。